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読書

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円卓

西加奈子周りを見たら暗い本ばかりが残っている。外はいいお天気で眩しい。こんな日は西さんのほのぼのとした優しい本が読みたくなった。 公団住宅に住む「琴子(こっこ)」は小学校三年生。家族は三世代8人が仲良く暮らしている。琴子は祖父母、両親、三...
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冬の犬

アリステア・マクラウド遠い祖先の血を受け継ぐ、島の人たちの今、家畜を交えた暮らしをつむぐ珠玉の短編集。北アメリカの5大湖の東オンタリオ州から東に位置する半島の先、左には「アン」のプリンスエドワード島が見える。 そこはケープ・ブレトンに島あ...
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冬虫夏草

梨木香歩上ったこともある、遠く見ることもある鈴鹿の山に、こんな話も埋ずもれていたのか。ほっと今を忘れ時の流れに埋もれそうな物語が生まれる山でもある。これの前編のような 家守奇譚は、綿貫征四郎が住んでいる家の周りで起きた話だった。手入れのさ...
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凍りのくじら

辻村深月珍しく二度読んだ。 本を読むことは本当に面白いと思った。どらえもんの道具がでてくる。子供向きのマンガ、アニメだと思っていたものが次第にそれだけではなくて、物語を意味の深いものにしていた。 ドラえもんの出す道具が、ストーリーにぴった...
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出署せず

安東能明これより先に「撃てない警官」があった、しまったと思っていたら、解説が丁寧なので参考になった。その後あれやこれやで、主人公の柴崎が左遷されたのが綾瀬署の警務課、課長代理だった。間の悪いことが重なって、現場経験の少ない女性キャリアが署...