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読書

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ぼくのメジャースプーン

辻村深月辻村さんの作品は考えさせられることが多い、本の厚みと内容の重量に耐えて読みきると、平凡な生活の中でも考えることがあることに気が付く。辻村作品はリンクしていて、先に読んだ「凍りのくじら」は別コースとか。可愛がっていたウサギが無惨に殺...
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ぼんくら (講談社文庫) 上・下セット

宮部みゆき暑い日は、ぼんくら暮らし。一日中、宮部さんを読む同心、井筒平四郎は、転がりこんできた家督相続に困惑してはいたが、今では何とか勤めを続けている。 面倒な付き合いや物事からはできるだけ遠ざかり、信仰心はもとより欲も徳もないさっぱりし...
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まほろ駅前多田便利軒

三浦しをん便利屋を営む多田啓介とそこに転がり込んだ仰天春彦と町の人々との繋がりの話。高校時代の同級生、仰天春彦は三年間無口で過ごすようなちょっと変わった奴だったが、彼の小指の怪我に責任があると思う多田は、たまたま出合った行く先がないという...
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まるで天使のような (創元推理文庫)

マーガレット・ミラー人里離れた山の中に隠れた宗教団体があった。文無しになったジョーは、自給自足で排他的なその集団に迷い込んだが。マーガレット・ミラーは「ミランダ殺し」に続いて二冊目。 先に「半身」を読もうとして探したが見つからなかったので...
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むかし僕が死んだ家

東野圭吾同窓会で再会した昔の恋人が、子供の頃の記憶がないという。結婚して子供もいる彼女に、今更出会って話すことには気が進まなかった、しかし亡くなった彼女の父の遺品の鍵と、小さな地図を見せられ、それを手がかりにした記憶探しに巻き込まれる。 ...