読書木練柿(こねりがき) あさのあつこ「弥勒の月」に続く二作目 「宵に咲く花」「木練柿」が特に情感にあふれ、三人の、今、過去につながる話に事件が絡んで面白い。 「木練柿」はシリーズの核になる三人を巡る、4編の短編から成っている。 「楓葉の客」 「遠野屋」でかん...2019.03.17読書
読書本取り虫 群ようこ群さんは独身だけど、家族がいてもいなくても、楽な生き方はこうでないと。群流のあれこれ。女性に好かれるエッセイを書く人だと聞いて、どんなどんなとはじめは好奇心で読んでみた。 1996年発行。それでも中で取り上げられている本は、とて...2019.03.17読書
読書日暮らし 上 宮部みゆき「日暮し 上下巻」 前半は、前作「ぼんくら」の続編のようで、人物はほとんどが同じ、「ぼんくら」で起きた事件の深層を辿ることから始まる。今、季節的にもぴったりで、夏に弱い平四郎のぐったりしたしおれぶりから始まる物語を、蒸し暑い梅...2019.03.17読書
読書昆虫はすごい 丸山宗利ほんと、昆虫はすごいんです、びっくりです。うちではみんな昆虫が好きなので図鑑などが沢山あって、テレビも録画をしてよくみます。 春にはアマガエルの声がしないと心配しますし、秋が来ると庭木の下に枯草を撒いてコオロギを放します。 本屋散...2019.03.17読書
読書時の罠 辻村深月湊かなえ米澤穂信万城目学時の流れをテーマにした短編で面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、作風のように優しい読後感が残っている。万城目学さん、米澤さんは才能かなぁ着想が面白かった。読書は甘辛で行く。ソフトとハード。刺激...2019.03.17読書