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読書

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愛に似たもの

唯川恵唯川恵さんという作家について知らなかったが直木賞や柴田錬三郎賞を受けている。実力があって読み外れはないだろう。初めて読む作家は好みにあってほしいと祈るような気持ちと、少しの好奇心が道連れで、読んでみた女の気持ちをテーマにした8編の短...
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慟哭

貫井徳郎貫井徳郎さんはこれで鮎川哲也賞の最終候補に残ったそうだ。でも受賞できなかった。 このミステリらしいミステリの作品がなぜだろう。そのときの受賞者は誰だったのかと調べたら、近藤史恵 「凍える島」 という作品だった。あの「サクリファイス...
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戻り川心中 (1980年)

連城三紀彦初めて読んだときは、これが今読んでいるミステリ小説というものと一線を画すような名作で真の「推理小説」かと鮮烈に感じた作品です。その後名作と次々出会って嬉し泣きですが。思い出せば初読みは連城三紀彦や赤江獏、ジュネなど村上芳正のイラ...
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掏摸(スリ)

中村文則何かに優れていたり、異常になにかにとり憑かれた暗い世界の人も書くという作家なのかと思い、こういう世界もあるだろうという感想だった。恵まれない孤独な境遇の青年が、スリで生活している。 スリの手際もよく才能があり、効率のいい裕福そうな...
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弥勒の月

あさのあつこ信次郎と清之介の思いがクロスする。 あさのあつこさんの時代物。読みやすく後味がいい。 面白かった、江戸の町を背景に、少し台詞などに現代感覚の残るところも馴染みやすく読みやすい。 同心の信次郎と岡っ引きの伊佐治のコンビが事件担...