読書ミミズクと夜の王 紅玉いづき人はもういやだ「ミミズク」になってしまいたい少女が、自分を食べてほしいと言ってきた。そう言われても強い魔王ばかりではない。「たまにはこんなのどうでしょう」と言って子供が回してきた。次のこともあるし、読みやすいし、すぐに読んでみた...2019.03.17読書
読書ミランダ殺し マーガレットミラー「カリフォルニアのとあるビーチ・クラブに展開する恐ろしくもユーモラスな悲劇の結末。鬼才の異色サスペンス」 と言うのを読んでみた。町の裕福な人が利用する会員制のクラブにいる一癖ある人たち。 税金の使途が気に入らないと手紙...2019.03.17読書
読書ハーレムの闘う本屋 ヴォーンダ・ミショー・ネルソン20世紀初頭、ニューヨークのスラム街に黒人専門の書店が誕生した。黒人はスラム街に住んでいるということだけで、肌の色が黒いというだけで差別されてきた。 アメリカは20世紀当時もまだ白人の物だった。 9人兄弟を父...2019.03.17読書
読書ヒトリシズカ 誉田哲也題名と表紙の清楚な花を見、作者にも関心があって読んでみたが、多くの代表作に比べて、少しライトな感じがした。誉田哲也さん得意の警察小説から幕を開けるが、一つの事件が解決したかのように見えて、その背後にいる影が姿を現し、続く事件が次第...2019.03.17読書
読書ブラッド・メリディアン コーマック・マッカーシー美しい風景描写に救われるが、そこに血の跡を残していくインディアン討伐隊。マッカーシーは汚れつつ生まれたアメリカ開拓期の一面にある、人と命を直視する。半分ちょっと読み残している「平原の町」が気になるが、これはYasu...2019.03.17読書