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読書

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ウインドアイ

ブライアンエヴンソンこんな世界があったのか、見えないだけなのか。面白いが読みにくい奇才の短編集。遁走状態 に続いてエヴンソンの二冊目。 スタイルも内容もその異常性もあまり変わってない。ただ前作が19編だったところが今度は25編になっている...
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もっと知りたいミュシャ―生涯と作品

千足伸行装飾的で、色彩も柔らかく刺激的でないのが美しい。ミュシャには帰りたいところがあった。そんな望みが込められた絵をふと見に行ってみたくなる。堺市立文化館 堺 アルフォンス・ミュシャ館からのメッセージ アルフォンス・ミュシャは、 現チェ...
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やさしさの精神病理

大平健時間つぶしに読んでいる小説が、こんなに面白くてありがたいと思う。そんな時、フィクションや幻想から自分に返るたびに、たるんだ心身を刺激するように机の前に常に積んでおいて、ぱらぱらと読んでいる本がある。梅原猛著「地獄の思想」 無常観が根...
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やし酒飲み

エイモス・チュツオーラアフリカ、ナイジェリア生まれの彼流の文章が英語でつづられた話は、翻訳者と研究者の紹介で、遠い国々でも読まれるようになっているそうだ。海外文学の面白さにふれることができた。この変わった本との出会いは、1990年の花博ま...
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ゆっくりさよならをとなえる

川上弘美辛い本もあればこんなにゆったり、ほっとする本もある。 一編が文庫3ぺージに収まる長さで、ほっと心が休まるエッセイ集。 あ~そうですそうですと、思い当たるようなちょっとした出来事や、出先で見聞きしたことなどが書いてある。 中でも川...