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読書

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どこかの街の片隅で

赤井三尋ミステリ仕立ての短編集。作家という人はいつもちょっとしたアイデアやヒントを膨らましているのだろうか。短編でも落ちがあってテーマにも興がある。「花曇り」が秀逸。ひねりが効いた「三十年後」。 ☆老猿の改心 金庫破りをした老猿が、足音...
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ことわざの論理

外山滋比古転石苔を生ぜず。A rolling stone gathers no moss  そんな言葉があった。どこの国でも同じことを考えるものだ。 と、ここにもそう書いてある。 でも最近少し違った意味にも使い出したそうだ。 アメリカ式解...
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佐藤究第62回江戸川乱歩賞受賞作(平成28年) 読了後に改めて帯の惹句をしみじみと眺める。作家の方々(選考委員)の書いた帯のなんという煽り方だろう。応援体制があからさまで、ほほえましいともいえる。選評の言葉は興味深い。今回は辻村深月さんに...
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『罪と罰』を読まない

岸本佐知子三浦しをん吉田篤弘吉田浩美「罪と罰」をさかなに、笑いと涙の座談会 読まずに読むで幕開け。岸本さんが最初と最後の一部を訳して配布する。立会人として読んでいる文藝春秋の編集者が参加して、時々本文のごく一部を朗読して軌道修正をする。「...
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1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

O・ヘンリーO・ヘンリーの短編は鋭く、暖かく、面白い。それにこの光文社の新訳は粒ぞろいで、ヘンリー病になるかもしれない。最近、短編集を読む機会が多い、以前は落ち着いて読むのは長編小説がいいと思っていて、短編集というものにあまり目が向かなか...