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さよならドビュッシー

中山七里このミス大賞の本、オススメで知って読んだ。 音楽に絡めたミステリだが、事故にあった高校生の遥が怪我に負けず(それも火傷から)立ち上がっていく物語だった。火災で亡くなった祖父の莫大な遺産を受け継ぐことにはなったが、自分も重度の火傷で...
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さよなら渓谷

吉田修一映画の衝撃で、つい原作に手が伸びた。暑い夏の空気の中で傷ついた女と傷つけた男の暮らしが重かった。読むよりずっと先に映画を見ていた。 映画を見たらあまり原作は読まないのだが、この映画には主演の二人の、お互いを癒すように見えて、過去か...
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あなたに不利な証拠として

ローリー・リンドラモンド女性警官に限ったものは珍しい。女性ならではの悲喜こもごもなお仕事小説。面白かった。2008年刊。 5人の、女性の制服警官が出会った事件をめぐって短編が10編。 仕事が終わった後で、犯罪という非日常的な出来事に出会っ...
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あの素晴らしき七年

エトガルケレット妻のシーラが言った。 「心配いらないわよ。私たち二人がなんとかやり過ごさなきゃいけないことが何であろうとも、それはきっと一瞬のことよ。どんなにひどくったって、残りの人生のたった一日に過ぎないわ」 2016年発行のリアルな...
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あの紫は―わらべ唄幻想

皆川博子わらべ歌と詩をモチーフにしている。それは夢の中から生まれたように、今になって現実ににじみ出てくる、夢だったのだろうか。その不思議にとらえられた人たちの話がなにか妖しい情感を醸し出している。前に読んだ「蝶」は詩や和歌が取り上げられて...