読書蜘蛛の巣のなかへ トマス・H・クック父の最後を看取るためにカリフォルニアから20数年ぶりに帰ってきたロイ。若い頃には逃げ出すことばかり考えていた故郷の、 ウェスト・ヴァージニア州キンダム郡は谷間にある貧しい炭鉱の町で小さい池や村落が点在し、川が一筋、 無舗...2019.03.17読書
読書蝉しぐれ 藤沢周平読み終えて、話すと驚きの声。 初めてだなんて、、、 そういう声が全くそのとおりだと思えた。 映画もドラマも見て読んだつもりになっていた。見ると聞くと読んでみるのとはこうも違う。染五郎が凛々しく木村佳乃は美しかった。 しかし原作の味...2019.03.17読書
読書聖地感覚 鎌田東二訪ねたのは勝手に招かれたように感じていたのですが、読んでみるとそこは聖地でした。 古来から神が住まわれ、祭られていたのです。そこに立つと不思議な気持がする、これが「聖地感覚」なのでしょうか。mono sashiさんの優れた書評を読...2019.03.17読書
読書紅梅 津村節子夫の吉村氏が舌癌で、一旦治ったと言われて改めて検査中に今度は膵臓癌がみつかる。最後は延命治療を望まず自ら点滴の管や、ポートを外し家族だけに看取られて亡くなった。静かな悲しみのこもったノンフィクション。吉村昭氏の本はすこし読んだこと...2019.03.17読書
読書純平、考え直せ 奥田英朗裏の世界しか知らない一途な純平が痛ましいだけ。いつも一味違う奥田さんだが今回は外れた。久々に奥田さんを読もうとして、これにした。軽くて明るそうだ。そういうものが読みたい気分だった。 今回の奥田さんは軽く読めたが、期待に反して ”時...2019.03.17読書