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読書

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薔薇忌

皆川博子やはり妖しい皆川博子の世界。久し振りの皆川博子さん、さんといっていいのか今年で85歳になられた今まで10指に余る賞を受けて、文化功労者にも選ばれた。 多くの作品は、幻想的と冠がつく、長編小説、切れのいい短編(それでもなお妖しい)...
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藁の楯

木内一裕少女を残虐に殺し犯して捨てた犯人が出所してきた。間もなくまた一人の少女を犯して殺した。だがその子は富豪の孫だった。富豪は三大紙に全面広告を出す。 <この男を殺してください> 黒々としたバカでかい文字が踊っていた。 その下に大きな顔...
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虫樹音楽集

奥泉光「シューマン」から「ジャズ」へ。 ザムザの変身から宇宙樹へ。 虚実の境なく奥泉光の言葉が形つくる異空間。カフカの「変身」のように「孵化」~「幼虫」~「変態」をなぞりながら狂気をはらんだジャズ演奏家(テナーサックス・バスクラリネット)...
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虹の岬の喫茶店

森沢明夫生きるって、祈ることなのよ。 トンネルを抜けたら、ガードレールの切れ目をすぐ左折、雑草の生える荒れ地を進むと、小さな岬の先端に、ふいに喫茶店が現れる(帯より)図書館のお勧めで読んだ。噂では聞いていたが、もう胸が詰まって、二度読んだ...
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蛇を踏む

川上弘美薄い本だった。でもふわふわと広がっていくような不思議な世界に浸っていると、すぐ読み終えるのが少し残念だった。 「蛇を踏む」 サナダさんは公園で蛇を踏んだ。蛇は「踏まれたらおしまいですね」「踏まれたので仕方ありません」と言って人の...