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約束の地

ロバート・B・パーカースペンサーシリーズの4作目。1976年MWA長編賞受賞。発刊が古い、でも話は今でも新しい。読みやすくて面白くてすぐに終わった。スペンサーという探偵は、自分で認めているように、ハンサムで頭がよく、弁舌爽やか、鍛えている...
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神のふたつの貌

貫井徳郎ぼくは神の存在を確かめたかった。特にこの作者のものを全部読みたいと思っているわけではなくて、前に読んだ「慟哭」が頭に残っていたので買ってきた。 読み始めてこれは困ったなと思った。 キリスト教も仏教もよく分からない。だから読んでいて...
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神去なあなあ日常

三浦しをん宮崎駿さんが二度読んで、一度目はアニメにしたいと思い、次はやっぱり実写かなと思ったとか。母の故郷に似た林業の村の風景に、次第に馴染んでいく「勇気」を身近に感じた。日本的な風景の中に、受け継がれてきた山の生活や、変わらない習慣、懐...
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神様

川上弘美色んな人がいて色んな話をしてくれる。カナエさんと酒を飲んだりする、ウテナさんの壷からはコスミスミコさんが出てくる。熊さんはピクニックに誘ってくれる不思議だけれど不思議でもなんでもなく、日々は過ぎていく解説で、佐野洋子さんが無意識と...
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秋の牢獄

恒川光太郎生活の中の牢獄といってもいいような空間で、リアルな風景の中にホラーというか不思議な感覚を溶け込ませた、深みには欠けるがアイデアの優れた一冊だった。手にとって見ると、「牢獄」と言う題名が少し気になったが、読んでいると、捕らえられて...