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読書

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暗闇の終わり

キース・ピータースン「ニューヨーク・スター」社のトップ記者、ジョン・ウェルズのシリーズは四作まで発表されている。 あとはない、良質で好評だったのに待っても無駄らしい。少し古いが牧歌的な色彩の暖かい表紙も好みなのに終わるのか(しつこい)。 ...
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最後の命

中村文則中村文則の作品に共通する、心の暗い部分に埋まりそうなテーマに共感しながら、どこか反社会的な生き方をする登場人物たちにやりきれなさも感じる。読んでみた作品はストーリーの流れに乱れが無く、減速する箇所もなく、感じるはずの抵抗は少なかっ...
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最後の物たちの国で

ポール・オースターアンナ・ブルームは兄を探して船に乗った、着いたのは存在が消えていく国、迷い込んだ国で生きぬかなくてはならないが。現代の寓話。ニューヨークが舞台になっている三部作の後、1987年に、「ムーンパレス」の前に書かれた作品だが、...
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最後の証人

柚月裕子裏表紙に「感動を呼ぶ圧倒的な人間ドラマとトリッキーなミステリー的興趣が、見事に融合した傑作法廷サスペンス」とあった。 友人のお勧めだったし、読んでみようと思っていたのでこれを参考にして借りて来た。ほっこりミステリーという4人の作家...
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月と詐欺師

赤井三尋愉快過ぎる、爽快なコンゲーム、そして復讐劇。毒を以て毒を制す作戦、すぐに読了。終章まで一気に読める、積本を整理しようと思ったばかりに見つけてしまって、ついでに読んでしまったが、久々に時間を忘れた。時は、戦後の混乱期。 何とか財閥の...