読書(002)絆 (002)絆 海音寺潮五郎 コナン・ドイル 山本周五郎 読書好きの集まりで百年文庫を紹介された。版画の表紙が素朴で美しかった。お勧めの「絆」から読んでみたがちょっと泣けるようなほかほかと暖かい気持ちになった。 確かに100冊、漢字一文...2019.03.172019.03.20読書
読書顔に降りかかる雨 顔に降りかかる雨 桐野夏生 桐野さんの本は「OUT」しか読んでなかった頃に、そのあと読んだ「ミロ・シリーズ」を掘り出してきた。この頃桐野さんは面白かった。これは一作目。 村野ミロの親友、宇佐川耀子が失踪した。愛人の村瀬から預かった一億円のア...2019.03.172019.03.20読書
読書風の陰陽師〈1〉きつね童子 三田村信行 図書館では児童書だと聞いたからか絵も美しく、お伽噺風でとても楽しい本だった。 (4)まであるが、まず(1)は清明の誕生から、都に戻り中納言に仕えるまでの話。 父、安部の保名と葛の葉の間に生まれた清明は、信太の森にい...2019.03.172019.03.22読書
読書鍵のかかった部屋 ポール・オースター「突然の音楽」に続いて読んだが、これは初期の三部作の中の一冊で、発行順にいけば「ガラスの街」「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」となるようだ。 順不同でも十分読み応えがあった。彼の作品は自分にあっているようで、抵抗無く世界の...2019.03.17読書
読書鍵のない夢を見る 辻村深月人気作という評判が先になっているものもあるが、若さを感じさせながらも、いい作品を書く作家だと改めて思った。 「仁志野町の泥棒」 中学生のころ、友人の母親は泥棒だった、小さな被害にあった人たちも多かったが、まわりはそんなに騒ぎもしな...2019.03.17読書