サイトをSSL化しました。セキュリティアップ!

読書

読書

鬼の跫音

鬼の跫音 道尾秀介 これはじわじわ不気味さが入り込んで、そこから恐ろしい出来事が展開する。道尾さんらしく負担がなく軽い、面白い作品だった。 鈴虫 大学時代のこと、ずっと好きだった杏子は友人のSと付き合いだした。私は嫉妬した。壁の薄い隣の...
2019.03.21
読書

鬼談百景

鬼談百景 小野不由美 キダンヒャッケイと入力すると「奇談百景」と変換された、でもこの本は「鬼談百景」という題名になっている。恐怖小説というなら鬼になるのか、と変なところで納得した。 作者の要請に応えて読者から寄せられた恐怖体験談ということに...
2019.03.21
読書

魔法の夜

スティーヴン・ミルハウザー太陽の昼は現実、月の光に照らされたのは魔法の夜。ミルハウザーの美しく精緻な言葉が、月夜に目覚め眠れない人々を描き出す、冴える幻想と美。9作目。ごく短く綴られた物語の積み重ねは、深夜に起きる人たちと月を語る詩のよう...
読書

陽気なギャングが地球を回す

伊坂幸太郎銀行強盗なのですが、愛すべきメンバーで、実害がない分応援態勢で読んだ。ガンバレ四人組 m(__)m伊阪さんの作品は「死神の精度」もそうだが、ピリッと気の利いた反面とぼけたところもある面白い短編集が好きだ。 読後の安心感と、お得感...
読書

隠蔽捜査

今野敏20年の2月に文庫になってから、ずいぶんたくさんの人に読まれている。気分転換に古い本を出して来たので今はもっと増えているでしょう。また今更だけど、このシリーズ読みたいし面白かったし。葛藤は続くのです。東大法学部卒のエリート竜崎伸也と...