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黄昏に眠る秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

黄昏に眠る秋 ヨハンテリオン 三角 和代 カリブ海の島で子供がいなくなった。20年後に靴が入った小さな郵便が届く。 新人賞受賞のスウェーデンの作家。読み始めは文体に馴染めないで中々進まなかった。 カリブ海側のエーランド島で起きた子供の誘...
2019.03.21
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黄金を抱いて翔べ

黄金を抱いて翔べ 高村薫 1987年の第二回日本推理サスペンス大賞の最終候補に「リヴィエラを撃て」が残った。第三回にこの「黄金を抱いて翔べ」で大賞を受賞、その後のミステリ界で人並外れた実力で一気に大きな作家の地位を獲得した。 「リヴィ...
2019.03.20
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黒い家

貴志祐介ホラー大賞、とても怖いと聞いて読んでみたら面白かった。 和歌山カレー事件の前に書かれたと聞いたが。そんな事もあった。 物語に生保のしくみがベースに有れば、何かしら恐ろしく面白い。 確かに生保というものは、リスクの上に成り立ってい...
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雨心中

唯川恵帯より「セックスしなくても一緒にいたい。それは幸せか、絶望か」……女性の心を描き続けてきた名手が今だからこそ描けた究極の恋愛小説。 究極の恋愛小説ナノカ⁉読み終わったとき、母性愛だといえば言えるし異性愛には違いない不思議な物語はなぜ...
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雷の季節の終わりに

恒川光太郎古代ともいえる遠い時代から「穏」という街は存在していた。商人などが時の隙間(高い塀で囲われているが)からたどり着いて、その人々の子孫が、長い歴史の中で、育っていることもあった。 以前から常川さんの「夜市」の不思議で幻想的な世界を...