読書弥勒の月 あさのあつこ信次郎と清之介の思いがクロスする。 あさのあつこさんの時代物。読みやすく後味がいい。 面白かった、江戸の町を背景に、少し台詞などに現代感覚の残るところも馴染みやすく読みやすい。 同心の信次郎と岡っ引きの伊佐治のコンビが事件担...2019.03.17読書
読書影法師 百田尚樹身分の差がある家の二人子供の辿った運命。「刎頚の友」の契りを交わした二人は同じように学問の成績は抜群で、剣の腕も揃って御前試合に出るほどに優れている。 だが家柄といえば、下士の勘一と、中士の彦四郎。 家を継げず養子に出ることしか道...2019.03.17読書
読書復元 幻の大寺院―新薬師寺の謎に挑む NHK「復元幻の大寺院」プロジェクト久しぶりに、白毫寺から新薬師寺を訪ねたら、行方不明だった新薬師寺の遺跡が見つかっていたということを今頃になって知った。37体の仏、眷属が並んだ大金堂の発掘レポートを読んでしびれた。奈良の東、白毫寺に最近...2019.03.17読書
読書心に龍をちりばめて 白石一文表紙がとても爽やかで美しい、小川のせせらぎと両岸に咲き乱れるクレソン(おらんだからし)の白い花。 何か、この物語を象徴しているようだ。フードライターとして成功している美穂は美貌と知性をもち、理想的なエリート記者丈二と婚約もしていた...2019.03.17読書
読書忘れ物が届きます 大崎梢「沙羅の実」にまつわる話も新味はないがよく読むと最後の種明かしが面白い。「おとなり」も暖かい話で面白かった。5つの短編のテーマはそう難しいものではないけれど、後になって思い当たったり、事件の解決後に隠されていた真実が胸を打つものだっ...2019.03.17読書