読書悪意の森 (上) タナ・フレンチ子供の行方不明事件が20年後に再び姿を現す。ホラーチックな興味深いテーマで緊張感があるが、主人公の悩みばかりが重すぎた。上下巻です エドガー賞、アンソニー賞、マカヴィティ賞などの新人賞受賞作 読みにくい、長い話だった。 最初...2019.03.17読書
読書悲しみを聴く石 (EXLIBRIS) アティークラヒーミー原題の「サンゲ・サブール」とは「忍耐の石」その石に向かって、人にいえない不幸や苦しみを打ち明けると石は聞き飲み込みある日粉々に割れる。その瞬間人は苦しみから解放されるというペルシアの神話によるそうだ。父親は人が来るとそ...2019.03.17読書
読書愛おしい骨 キャロル・オコンネルこの本はミステリなのか。復讐譚だろうか。 キャロル・オコンネルという作者は、構成も文章も素晴らしい。前作も評判が良かったそうなのだが、初めて読んでも、さすがにその評判は間違いではないと感じる。癖がある登場人物は、みな存...2019.03.17読書
読書天使に見捨てられた夜 桐野夏生村野ミロのシリーズ、二作目。「ミロ」はいいが彼女の事件としては話が物足りない。こういう世界は読みなれたからか。背景は同じミロが住む新宿のマンション、一作目で仲良しだった隣の住人で、夜に働いていた出稼ぎのフィリピーナたちは帰国してい...2019.03.17読書
読書天使のナイフ 薬丸岳本棚から見つけた、今夏の宝石かも。読みやすかった。一気に読んで少年たちや幼い子供たちは今幸せな時代なのだろうかと周りを見回したい思いがした。51回の乱歩賞受賞作。妻を殺した犯人がすぐに捕まった。中学1年の13歳の少年が3人。突然、幼...2019.03.17読書