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読書

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中二階

ニコルソンベイカー小さなものにも歴史や科学が潜んでいる、身近ものに纏わる思い出も一つのスパイスだったり、発見があったり。日常のわずかな時間を豊かにへんてこで充実した感じの中で暮らす方法が学べる。一区切り読んではやめて、また読み始める、を繰...
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九月が永遠に続けば

沼田まほかる気が滅入るような出来事が続く。子供の失踪、浮気相手の事故死、別れた夫の娘の自殺未遂、個々の出来事は探せばいくらでもあるだろうけれど、こう不幸な出来事が重なるというのも珍しい。前に一度読もうと手に取ったが置いてあった、ユリゴコロ...
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二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕

デイヴィッド・ゴードンこれは面白かった。本筋とは別にジャンルを超えて幾重にも、マトリョーシカのように話が組込まれている。調べてみるとなんと、とっくに読まれている大評判のものだった。やっぱりどこからか今頃?という声が……語り手(ハリー・ブロ...
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五番目の女 (上下巻)

ヘニング・マンケル主義主張を通すのは命がけだ。遠いアルジェリアで起こった事件。犯人対イースタ署の刑事たち、住民の活動にも悩むヴァランダー。スウェーデンは日本より寒い。緯度が高いので当然寒い。冬が早く長いイースタという港町に親しみもわいてき...
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井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)

井上ひさし「文章」というより、初歩の「作文」を書くということについて書いてある。原稿用紙を使うことは少なくなったが、作文教室ということで、基本から始まっている。井上ひさしさんの、発行されている文章関係のものは、読んですぐ書架に入れてあるは...