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読書

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黒い家

貴志祐介ホラー大賞、とても怖いと聞いて読んでみたら面白かった。 和歌山カレー事件の前に書かれたと聞いたが。そんな事もあった。 物語に生保のしくみがベースに有れば、何かしら恐ろしく面白い。 確かに生保というものは、リスクの上に成り立ってい...
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龍神の雨

龍神の雨 道尾秀介 人生が始まったばかりの若者(子ども)たちが引き起こさなくてはならなかった事件。 9月、大型の台風が関東地方を吹き荒れていた。 渦巻く風だけでなく、風がやんでも小さな雨粒が地表を覆い部屋のなかまで湿ってしまったような、一歩...
2019.03.21
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(002)絆

(002)絆 海音寺潮五郎 コナン・ドイル 山本周五郎 読書好きの集まりで百年文庫を紹介された。版画の表紙が素朴で美しかった。お勧めの「絆」から読んでみたがちょっと泣けるようなほかほかと暖かい気持ちになった。 確かに100冊、漢字一文...
2019.03.20
読書

乃南アサミステリの部分もあるが、少し砕けた家庭小説で、両親をなくして残った三人のきょうだいの繋がりがメインになっている。長男俊太郎は25歳、大手商社を三年でやめ、今は持ち家の管理人生活。耳の不自由な妹が生まれてから、母の愛情は全て妹に移っ...
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鍵のかかった部屋

ポール・オースター「突然の音楽」に続いて読んだが、これは初期の三部作の中の一冊で、発行順にいけば「ガラスの街」「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」となるようだ。 順不同でも十分読み応えがあった。彼の作品は自分にあっているようで、抵抗無く世界の...