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高峰秀子と十二人の男たち

高峰秀子と十二人の男たち 高峰秀子 亡くなられたけれど、高峰秀子さんが好きだった。今でも。 「渡世日記」や「まいまいつぶろ」を読んだことがある。 好きだなと思ったのは、何だったか忘れたけれど週刊誌で読んだ一言だった。多分答えから思うと「ポル...
2019.03.20
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高野聖

高野聖 泉鏡花 たまに泉鏡花に酔ってみたい時がある。 鏡花の世界、きらびやかな極上の文章の世界、幽玄な表現が怪しく肌に感じられるほどの、薄気味悪さの持つ魔力にも惹かれる。 その一方、物語の世界から解放されると何かすがすがしさを感じる。書く...
2019.03.21
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鬼の跫音

鬼の跫音 道尾秀介 これはじわじわ不気味さが入り込んで、そこから恐ろしい出来事が展開する。道尾さんらしく負担がなく軽い、面白い作品だった。 鈴虫 大学時代のこと、ずっと好きだった杏子は友人のSと付き合いだした。私は嫉妬した。壁の薄い隣の...
2019.03.21
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闇をつかむ男

トマス・H.クック「記憶シリーズ」の前作にあたり作風や表現法などが「記憶」風に変化してきている過渡期のように感じる。主人公が故郷に帰り、過去の出来事の中から事件を解明すると言うのは「蜘蛛の巣のなかへ」にも似ている。ミステリはパズルのような...
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陽だまりの彼女

越谷オサムくっきりしたかわいらしい表紙が見えたので手にとってみた発掘本。 ――その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる! と裏表紙に書いてあった、その秘密ってどの秘密?前代未聞って? ハッピーエンドにチョット...