サイトをSSL化しました。セキュリティアップ!

読書

読書

闇をつかむ男

トマス・H.クック「記憶シリーズ」の前作にあたり作風や表現法などが「記憶」風に変化してきている過渡期のように感じる。主人公が故郷に帰り、過去の出来事の中から事件を解明すると言うのは「蜘蛛の巣のなかへ」にも似ている。ミステリはパズルのような...
読書

陽だまりの彼女

越谷オサムくっきりしたかわいらしい表紙が見えたので手にとってみた発掘本。 ――その秘密を知ったとき、恋は前代未聞のハッピーエンドへと走りはじめる! と裏表紙に書いてあった、その秘密ってどの秘密?前代未聞って? ハッピーエンドにチョット...
読書

陽気なギャングが地球を回す

伊坂幸太郎銀行強盗なのですが、愛すべきメンバーで、実害がない分応援態勢で読んだ。ガンバレ四人組 m(__)m伊阪さんの作品は「死神の精度」もそうだが、ピリッと気の利いた反面とぼけたところもある面白い短編集が好きだ。 読後の安心感と、お得感...
読書

隠蔽捜査

今野敏20年の2月に文庫になってから、ずいぶんたくさんの人に読まれている。気分転換に古い本を出して来たので今はもっと増えているでしょう。また今更だけど、このシリーズ読みたいし面白かったし。葛藤は続くのです。東大法学部卒のエリート竜崎伸也と...
読書

隻眼の少女

麻耶雄嵩ミステリー大賞と日本推理作家協会賞受賞作。選考委員やプロの作家は高評価したのかと思ったが、最後まで乗り切れず、ほとんどが一気読みすることにしているミステリにしては時間がかかった。辺境の小さな町で、土俗的というか、奇妙な伝承にしたが...